【接続】
名詞[辞書形]+といい+名詞[辞書形]+といい
【意味】
〜も〜も全部
【例文】
①色といいデザインといい、とてもステキだ
→色もデザインも全部ステキだ
②靴(くつ)といいバッグといい、彼女が持っているものは高そうだ
→靴もバッグも彼女が持っているものは全部高そうだ
③息子は手といい足といい、泥(どろ)だらけで帰ってきた(復習:〜だらけ)
→息子は手も足も泥だらけで帰ってきた
【説明】
「AといいBといい」は2つのものをあげて「AもBも全部」という意味で使用される文型です。この文型は「AとB以外も〜だ」という意味を含んでいます😮
[例]
色といいデザインといい、とてもステキだ
→色もデザインも大きさも柄(がら)も、とてもステキだ
*色とデザイン以外に大きさや柄もステキだという意味を含んでいる
靴といいバッグといい、彼女が持っているものは高そうだ
→靴もバッグも服もネックレスも、彼女が持っているものは高そうだ
また、この文型は話者の考えや気持ち、評価などをいう時によく使われます😊
[例]
色といいデザインといい、とてもステキだ→「ステキで好きだ」という肯定的評価
靴といいバッグといい、高そうだ→「高そうですごいなぁ」「高そうでちょっと嫌な感じ」などの評価
手といい足といい泥だらけだ→「泥だらけで汚い」という否定的評価
「〜といい〜といい」には類似文型がいくつかありますが、
・AとB2つに焦点(しょうてん)を当てて取り上げ、「AとB以外に他も全部〜だ」という意味
・話者の評価や気持ちを表す
というように覚えておきましょう😉
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